あす(11日)の為替相場見通し=1ドル88円中盤の円安試す局面に

 あすの東京外国為替市場は、1ドル=88円台での円安を試す局面が続きそうだ。予想レンジは87円50~88円60銭、1ユーロ=114円50~116円00銭。10日の東京市場で、円は88円30銭台まで下落した。9日の経済諮問会議で安倍総理が日銀の白川総裁に「2%物価目標」と大胆な金融緩和を迫ったことが円安要因となった。市場からは「9日の円高への振れが限られたことから、再度円安を試す動きが強まった」(アナリスト)とみる声も出ている。今月4日の88円40銭台の円安水準を突破すれば、「次の目立ったフシはない」(同)状態にあり、1ドル=90円も視野に入れた値動きとなる可能性もある。10日の欧州中央銀行(ECB)理事会では政策金利は据え置きが有力視されている。11日には日本の11月国際収支が発表されるほか経済対策が閣議決定される見通しであり、その内容が注目される。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)