東京株式(寄り付き)=円安一段と進行し、主力株中心に買い先行

 11日の東京株式市場は大きく買いが先行、寄り付きの日経平均株価は前日比133円高の1万786円と続伸。前日の米国株市場でNYダウが80ドル高と続伸したことや、足もとで円安が一段と進行していることなどを背景に全般は急伸して始まった。為替市場では対ドルで1ドル=89円台と2年半ぶり、対ユーロでも1ユーロ118円台に入り、約1年7カ月ぶりの円安水準に円が売られていることから、輸出株を中心に物色意欲を喚起している。前日に中国が発表した貿易統計で輸出額の増加がサプライズとなり世界景気回復期待が強まったほか、ECBのドラギ総裁が記者会見で金融市場の落ち着きや景気先行きに強気な姿勢を示したことなどが、リスク選好の流れを増幅している。なお、きょうは株価指数オプションとミニ日経平均先物1月物のSG算出日で、これに伴い商いも増勢だ。業種別には全面高となっており、値上がり上位業種は海運、ゴム製品、保険、輸送用機器、銀行、証券など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)