午前:債券サマリー 先物は大幅続伸、30年債利回りは上昇続く

 11日午前の債券市場では、先物中心限月3月限は大幅続伸。円安・株高が続いているが、債券先物は強含みで推移した。ただ、現物債の超長期債の利回りは不安定な値動きもみられる。
 債券先物市場では先物中心限月3月限は前日比20銭強上昇。現物債市場では10年債は前日比変わらずだった。ただ、超長期債の30年債の利回りは2.015%へ上昇している。前日の、財務省による国債市場特別参加者との懇談会で国債の増発を2月から段階的に実施していく方針が示されたことで、国債増発に伴う需給悪化懸念はやや薄らいでいる。ただ、長期的な財政悪化を織り込む超長期債の利回りは上昇するなど、依然、警戒感は出ているようだ。
 午前11時の先物3月限の終値は前日比22銭高の143円68銭だった。出来高は2兆7431億円。10年債の利回りは前日比変わらずの0.820%、20年債も変わらずの1.790%、30年債の利回りは0.015%上昇の2.015%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)