<話題の焦点>=ネットスーパー急拡大、15年度には1000億円市場に

 まだ規模は小さいもののネットスーパーを中心とした小売拠点型通販が高い成長を示している。富士経済研究所では、06年度には売上高93億円だったコンビニ・ネットスーパー宅配分野(食品のみ)が11年度には719億円、15年度には少なくとも1000億円に達すると予測している。

 ネットスーパーは、生鮮食品、加工食品、日用品などスーパーで扱っている商品をパソコンや携帯電話から注文を受けて、店舗から届けるサービス。

 セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>のイトーヨーカドーでは、ネットスーパー事業が拡大。この事業の12年度の売上高は2ケタ増ペースで拡大している。15年度までには現在の約2倍の1店舗当たり1日約600件程度と倍増させる計画で、売上高では3倍の1000億円を目指す。イオン<8267.T>は、店舗を展開している27都県の全域でネットスーパーを展開中。

 ローソン<2651.T>では仮想商店街「ロッピー」を展開。また、12年12月から生鮮食品宅配サービスの「らでぃっしゅぼーや」と共同で設立したネットスーパーを開始。さらに、13年1月からはヤフー<4689.T>と提携し、ネット宅配を開始している。また、楽天<4755.OS>はネットスーパー「楽天マート」を展開、ネット経由の注文だけでなく、カタログを配って電話注文にも応じている。野菜や鮮魚などの生鮮品や日用品が中心だが、一部、楽天市場の商品も取り扱っている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)