<動意株・11日>(大引け)=カシオ、日写印、前沢工など

カシオ計算機<6952.T>=大幅続伸。10日申し込み現在の日証金の貸借倍率が0.23倍と売り長で、逆日歩こそついていないものの、取組妙味が膨らんでいる。13年3月期の連結経常利益は前期比2.4倍の170億円見通し。主力の腕時計の好調や1ドル80円、1ユーロ100円の想定為替レートから足もとで大幅に円安加速、収益の上ブレ期待も。

日本写真印刷<7915.T>=後場に入り急伸。東証値上がり率で2位。株価は昨年2月29日につけた1217円の昨年来高値を更新。10日申し込み現在の日証金での貸借倍率が0.15倍と売り長で、1日5銭の逆日歩がついており、取組妙味を手掛かりに買い流入。

前沢工業<6489.T>=大幅高。東証1部上昇率トップ。同社は上下水道用設備機器の大手で、公共事業の拡大に伴う老朽化した上下水道の更新需要拡大から、収益の向上期待が急浮上している。また、PBRが0.3倍台の超割安水準にあることから、見直し買いも集めたようだ。

蛇の目ミシン工業<6445.T>=大幅反発。家庭用ミシンやスマホ製造用の卓上ロボットが主力製品で、中国の景気回復観測や為替の円安進行から、収益改善期待が高まっている。8日の信用取引規制からやや買い人気が一服していたが、きょうは再度、低位株人気が波及したようだ。

日本カーバイド工業<4064.T>=乱高下。株価は前場から目先筋の買いが先行して、後場1時14分には前日比45円高の437円まで急伸した。その後は売りが優勢となり、午後2時57分には同46円安の346円まで急落した。同社は有力特定筋の介入思惑から目先筋の買い人気が継続していたが、きょうは3連休を控えて、一部の投資家が利益確定売りを出したようだ。

小森コーポレーション<6349.T>=反発。印刷機の専業大手で、欧米中心に輸出比率が高く、中国での需要も収益を左右する。外国為替市場で進行する円安メリットが大きいほか、中国需要の回復が手掛かり。また、人員削減などリストラ策も進展しており、13年3月期で4期連続の経常赤字見通しにあるものの、経常黒字転換への期待が膨らんでいるようだ。
 
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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)