東京株式(大引け)=148円高、大商い継続で新値街道に

 11日の東京株式市場は買い意欲の強い展開で、寄り付き後早々に1万800円台を回復、その後も継続的な買いが入って、高値圏で頑強な動きを続けた。
 大引けの日経平均株価は前日比148円高の1万801円と3日続伸。なお、きょうは株価指数オプションとミニ日経平均先物1月物のSQ算出日ということもあり商いも高水準、東証1部の売買高概算は35億3316万株で、売買代金は2兆1137億円と2兆円台に乗せた。値上がり銘柄数は1035、対して値下がり銘柄数は530、変わらずは130銘柄だった。
 きょうの東京市場は朝方発表された12月上中旬の貿易収支が7500億円強の赤字となったのを受けて、円安が加速、一時1ドル=89円台に入るなど2年半ぶりの水準まで円安が進行、これが株高を後押しする形で上昇基調を強めた。ECBのドラギ総裁が記者会見で金融市場の落ち着きや景気先行きに強気な姿勢を示したことや、前日の中国の貿易統計で輸出額が市場予想を大きく上回ったことなど、ここにきて世界経済に前向きな材料が増えていることも全体相場を支えている。全般は3連休前ということもあり、高値警戒感から一時伸び悩む場面もあったが、後場買い直される腰の強さをみせている。
 個別にはアイフルが大商いで高く、シャープも買い人気を集めた。トヨタ、ホンダなど自動車株もしっかり、アステラス製薬、武田など大手医薬品も買われた。このほか日写印、日本取引所が値を飛ばしている。半面、オリコが軟調、ファナックも安い。ソフトバンク、KDDIが冴えず、カーバイド、井筒屋が大きく下げた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)