午後:債券サマリー 先物は続伸、日銀の追加金融緩和期待高まる

 11日の債券市場では、先物中心限月3月限は反発した。日銀の追加金融緩和期待が高まり、短期債や長期債は底堅く推移した。ただ、30年債利回りは上昇した。
先物は後場に一時前日比42銭高の143円88銭を記録した。日銀の追加金融緩和で金利低下が見込めるとの見方が強まり、債券先物に買い物が集まった。
 現物債市場でも5年債利回りが前日比0.025%低下の0.165%を記録したほか、10年債の利回りも低下した。この日は、政府の緊急経済対策が閣議決定されたが、国債に関しては2月から段階的な増発方針が打ち出されたことから「金利上昇懸念はやや薄らいできている」(市場関係者)という。ただ、30年債利回りは2%台に上昇。長期債が売られて金利が上昇するベアスティープニングは続いている。
 先物3月限は143円38銭で始まり、高値は143円88銭、安値は143円34銭、終値は前日比29銭高の143円75銭。出来高は5兆5021億円だった。10年債の利回りは前日比0.010%低下の0.810%、20年債は同0.005%低下の1.785%、30年債の利回りは同0.015%上昇の2.015%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)