来週の株式相場見通し=買い気強くジリ高歩調、1万1000円にトライ

 来週(15~18日)の東京株式市場は、外国為替市場での円相場をにらみながらの神経質な展開となるものの、引き続き「アベノミクス」を評価した買い意欲は根強いものと見込まれ、日経平均株価はジリ高歩調となり、1万1000円台トライの場面もありそうだ。
 週末11日は、日経平均株価が前日比148円高の1万801円と3日続伸し、約1年11カ月ぶりに1万800円台を回復した。年末年始の上昇スピードが速すぎることは明らかで、常に利益確定売りを内包。一方市場には、少なくとも21~22日開催の日銀金融政策決定会合までは、円安傾向が継続するとの見方もある。利益確定売りが優勢となる場面があっても、政策期待を背景とした押し目買い意欲は強いと考えられ、全体相場の大崩れは想定し難い。目先的な目標は、11年2月17日高値の1万891円、これを抜けると10年4月5日高値1万1408円まで上値余地が広がる。
 日程面では、安倍首相がベトナム、タイ、インドネシアを訪問(16~19日)、12月工作機械受注(15日)、11月機械受注(16日)に注目。海外では、米12月小売売上高(15日)、米12月鉱工業生産・設備稼働率(16日)、米12月住宅着工件数(17日)が焦点。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)