円安はさらに進むのか?

買われ過ぎ?
今日早朝、緊急経済対策への期待から円売りが強まって、ドル円は直近の高値を抜けるとストップ・ロスも巻き込んで一気に89円をつけました。その後日本の11月国際収支が発表され、1月以外で初めて赤字となったことから、一段と円安が進みました。

昨日のエントリーでも書きましたように、ほとんど調整らしい調整もなく円安が進行していますが、これから気を付けなければいけない目途はあるのでしょうか?

今朝方のドル円高値は89.35円でしたが、89.23円付近には、月足一目均衡表の抵抗帯(雲)の下限があります。もちろん月足のチャートですから、月末のレートでここを上回らないと抜けたことにはならないのですが、今日の引けでここを上回れば、すくなくとも日足、週足ではクリアしたことになるので、さらに円売りが強まることが予想できます。

一目均衡表の抵抗帯(雲)は、そこに入り込むまでは反発しやすいですが、一旦入り込むとその抵抗帯の中での取り引きが続きやすい、という性質があります。この抵抗帯は89.23円を下限として、今月は102円台に上限があります。4月以降上限は100円台に下落します。これだけを見ると、90円台に乗せてくれば、100円まで比較的短い(そうは言っても数カ月)の期間で100円を試す展開もそれほど非現実的とは言えなくなります。

ただ、同じ月足チャートでRSIを見るとすでに82.3と非常に高い水準になっていて、RSIがこれ以上上がることは難しいレベルまで来ていますので、抵抗帯に阻まれて一旦調整が入るという見方も可能性が高いのではないでしょうか。