【買い】共同印刷(7914)業績好調。学びをテーマにした独特な電子書籍株=向後はるみ

●注目ポイント
電子書籍関連の低位材料株として注目しています。同社は、電子書籍事業では、自社の強みを生かせる、漫画と専門書の配信に絞り込んでいます。漫画は7年ほど前から配信し、顧客もようやく増え始め、利益が出るようになってきたそうです。専門書についても自己啓発や資格取得など、学びをテーマにした独特な電子書店『自己ガク』を展開しています。

また、食品の容器や包装に使う資材にも注力中です。金属刃でなく、紙や樹脂のぎざぎざでラップを切れるようにしたり、カップ焼きそばのふたを加工して湯切りをスムーズにしたりする容器はなかなか好調で、会社側は手応えを感じているということです。このような付加価値の高い機能性包材の開発と拡販を積極的に展開している点も魅力です。

足元業績は好調です。今13年3月期通期連結業績予想は、売上高は1020億円(前期比5.1%増)、営業利益は23億円(同19.0%増)、経常利益は28億円(同10.5%増)、当期純利益は14億円(同6.0%増)と、増収・2桁営業増益の見通しです。

チャート面では、1月8日に263円まで上昇し、12年2月29日の250円を上抜けました。これはチャート上の中期上昇トレンド発生のサインとみています。当面は、日足ベースの一目均衡表の基準線(11日現在、235円)をサポートに、上昇トレンドを描くというのがメインシナリオです。25日移動平均ベースのボリンジャーバンド+1σ(同、237円)と+2σ(同、250円)との間での「バンド・ウォーク」を想定しています。