<私の相場観>=SMBCフレンド証券・投資情報部グループマネージャー 中西 文行氏

 当面の相場は緩やかな下値切り上げの堅調な展開を予想している。1月21~22日の日銀金融政策決定会合のあとは、追加の金融緩和策が決定しても相場はいったん材料出尽くしで調整する公算がある。その後は29~30日の米FOMCの結果待ちの動きになろう。

 この内容いかんで相場の方向性は変わってくるが、ここで現在の金融緩和第3弾より踏み込んだ追加の金融緩和策が出てこなければ、米国経済は堅調に推移していることもあり、ドル高・円安が一段と進む可能性が高く、収益改善を期待できる輸出主力株を中心に相場の上値トライにつながっていこう。

 また、緊急経済対策に続き、13年度当初予算でも公共投資拡大が柱になることから、内需系銘柄も引き続き物色の対象となろう。その場合は2月末までに日経平均株価で1万2000円に挑戦する場面もありそうだ。

 注目セクターとしては、円安進行を前提に出遅れている家電、重電、電子部品などエレクトロニクス関連だ。また、先行している自動車関連についてはいったん買いが一巡する可能性があるとみている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)