<動意株・15日>(大引け)=タカラバイオ、アルインコ、クレオスなど

タカラバイオ<4974.T>=ストップ(150円)高の1090円。前週に文部科学省がiPS細胞を中心とした再生医療研究に、今後10年間で1100億円規模の長期的な支援を行う方針と伝わったことに加えて、この日はみずほ証券が11日付で投資判断「買い」を継続し、目標株価を1000円から1100円に引き上げたことが好感された。

アルインコ<5933.OS>=続急伸し昨年来高値を更新。足場など建設仮設材の大手で、大型補正予算による公共投資増への恩恵が大きい企業として人気化。今3月期は第2四半期で連結営業利益は前年同期比38.2%増の15億300万円を計上。2月1日に発表される第3四半期の内容次第では通期予想の26億7000万円(前期比19.4%増)も増額期待が高まるところ。

GSIクレオス<8101.T>=小幅高。日足で下値を切り上げており、月足の一目均衡表では雲(抵抗帯)の中に突入するタイミング。13年3月期業績は前期比横ばい見通しながら、時価はPER7倍台、PBR0.6倍台と割安であり、訂正高余地が感じられる。繊維株の一角が昨年来高値を更新しており、出遅れ銘柄としてもマークが必要となりそうだ。

レナウン<3606.T>=急騰。同社は11日、12年3~11月期連結決算を発表、売上高は551億3700万円(前年同期比2.7%増)、営業利益は5億5300万円(同2.5%増)と堅調。主要販路である百貨店で10月中旬まで天候面で暖かい日が続いたことから秋物商戦は不振だったものの、10月下旬以降の気温の急低下で冬物重衣料の販売が大きく伸びたことが収益に寄与している。

ユーグレナ<2931.T>=7日ぶり急反落。同社はミドリムシを活用した健康食品の製造販売やバイオ燃料の研究開発を手掛けている。きょうは、東証1部の主力株が改めて買い直される中で、先駆して値を飛ばしていた同社株にスピード警戒感からの利益確定売りが噴出した格好。しかし、売り一巡後は再び1万3000円台に戻すなど下げ渋っており、値動きの大きさに着目した短期資金の売り買いが交錯している状況。

コスモス薬品<3349.T>=急反発。前週末11日取引終了後に発表した6~11月期決算は、連結売上高1599億円(前年同期比20%増)、営業利益83億1200万円(同21%増)で着地、積極的な店舗網拡大と既存店の活性化効果で高成長を持続をしていることが好感された。今13年5月期通期は前回予想の営業利益134億円を据え置いたが、6~11月の進捗率は62%に達し、上ブレの可能性も。
 
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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)