午後:債券サマリー 先物は大幅に3日続伸、「さくらレポート」で金利低下期待も

 15日の債券市場では、先物中心限月3月限は大幅に3日続伸。依然、日銀の追加金融緩和への期待は強く、短期債や長期債は底堅く推移した。
 先物は前後場ともに堅調に推移。特に、午後2時47分には前週末比39銭高の144円14銭まで上昇した。日銀はこの日の午後2時30分に「地域経済報告(さくらレポート)」を発表。各地域の経済情勢は、景気判断が横ばいだった北海道を除き、軒並み悪化傾向にあることが明らかになった。これを受けて、来週21日から22日に開催される日銀金融政策決定会合では、大幅な金融緩和が実施されるとの見方が強まった。市場では、日銀の当座預金の超過準備預金につける金利(付利)の撤廃なども予想する見方も出ており、日銀会合の接近とともに金利低下期待が膨らんでいる格好だ。
 先物3月限は143円83銭で始まり、高値は144円14銭、安値は143円83銭、終値は前週末比39銭高の144円14銭。出来高は4兆7888億円だった。10年債の利回りは前週末比0.040%低下の0.770%、20年債は同0.030%低下の1.760%、30年債の利回りは同0.015%低下の2.000%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)