あす(16日)の為替相場見通し=1ドル88円台前半の円高試す

 あすの東京外国為替市場は、円高への戻りを試す局面が見込まれる。予想レンジは87円80~89円10銭、1ユーロ=117円80~119円20銭。15日の東京市場で、円は朝方1ドル=89円60円前後の円安水準で推移していたが、午前11時30分過ぎに甘利明経済財政・再生相の「過度の円安は、輸入物価に跳ね返り国民生活にマイナス」との発言が報じられると、一気に1ドル=88円80銭台まで円高・ドル安が進んだ。昨年末からの円安に加え、新年に入った後も短期間のうちに3円強の円安・ドル高が進んだだけに、利益確定の円買い戻しはいつあっても当然の水準にある。今後は、来週21日から22日に開催される日銀金融政策決定会合に向けて一部投資家が、ポジションを一旦閉じる動きも予想される。依然、円安への勢いは強いとみられているが当面は円高も視野に入れた値の荒い展開も予想される。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)