東京株式(寄り付き)=円高修正一服で利食いに押される展開に

 16日の東京株式市場は売りが先行、寄り付きの日経平均株価は前日比72円安の1万806円と5日ぶりに反落で始まった。前日時点で東証1部の騰落レシオが157%と高水準にあるほか、ここ急速な円高修正の動きにあった為替市場では、足もと1ドル=88円台後半の動きと円売りが一服しており、主力輸出株などを中心に利益確定の売りを誘発している。ただ、金融緩和や公共投資拡大など政策に対する期待は根強く下値には押し目買いが入り、売り一巡後は底堅さも発揮しそうだ。1月第1週(4日)に外国人投資家は1900億円を買い越すなど海外マネーの攻勢が年明けも継続しており、全般先高期待は依然強い状況だ。業種別では33業種中、プラス圏にあるのは7業種程度にとどまっている。値上がりは水産、医薬品、空運、陸運、その他製品など。半面、保険、証券、紙パルプ、電気機器、海運、輸送用機器などが軟調。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)