外為サマリー:1ドル88円40銭台へ円高進む、円買い戻しが続く

 16日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=88円47~48銭近辺と前日午後5時時点に比べ35銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=117円71~75銭と同84銭の大幅な円高・ユーロ安で推移している。
 前日の甘利明経済財政・再生相の「過度の円安は、輸入物価に跳ね返り国民生活にマイナス」との発言を契機とした円買い戻しの動きが続いている。前日のニューヨーク市場では、一時1ドル=88円30銭台まで円は上昇。大幅な円安に伴う利益確定売りが出ているほか、米連邦債務の上限引き上げを巡る協議は難航が予想されることもドル売り・円高要因となっているようだ。
 円は対ユーロでも大幅上昇。ユンケル・ユーログループ議長の「ユーロの為替レートは危険なほど高い」との発言が報じられたこともあり、前日の海外市場でユーロは一時、一ユーロ=117円60銭前後まで上昇。その後も117円台後半の円高・ユーロ安が続いている。
 ユーロ・ドル相場は、1ユーロ=1.3305~06ドルと前日午後5時時点に比べ0.042ドルのユーロ安・ドル高となっている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)