キヤノン、ニコンなど下げ幅拡大、足もとの円高・ユーロ安を嫌気

 キヤノン<7751.T>、ニコン<7731.T>など欧州売り上げ比率の高い精密機器メーカーの下げ幅が拡大している。朝方から為替市場では円高修正一服の流れにあったが、取引時間中に急速に円高傾向が強まったことが売りの背景。自民党の石破幹事長が経団連幹部との会談の席上「産業によっては(行き過ぎた円安は)困る企業も出てくる」と発言したと伝わり、これが投機筋の円買い戻しを誘っており、対ユーロでは一時1ユーロ=116円台に入るなど急速な円高・ユーロ安となっている。これまでユーロ高を手掛かりに輸出採算改善の思惑で買い進まれてきただけに、目先利食いを加速させる動きとなっている。

キヤノンの株価は11時18分現在3290円(▼100円)。
ニコンの株価は11時18分現在2558円(▼103円)。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)