外為サマリー:一時1ドル87円90銭台へ円高進行、石破発言で円買い戻し膨らむ

16日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=88円16~17銭近辺と前日午後5時時点に比べ66銭の円高・ドル安。対ユーロでは117円19~23銭と同1円36銭の円高・ユーロ安だった。
 午前10時過ぎに、円安進行によっては「困る企業も出てくる」との自民党石破幹事長の発言が伝わると円高が加速。円は対ドルで午後1時過ぎに一時、1ドル=87円92銭の円高を記録した。
 市場には、「これまで急速に進んだ円安の反動が出つつある」(投資顧問)という見方が出ており、利益確定の円買い戻しが活発化しているようだ。来週21日から22日の日銀金融政策決定会合で「思い切った追加金融緩和策が出てこなければ、一段の円高が進む可能性がある」(同)とみる声もある。
 ユーロ・ドル相場は、1ユーロ=1.3293~94ドルと同0.0054ドルのユーロ高・ドル安だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)