ドル円の調整はどこまで続くのか?

調整が続くとすれば
ドル円は、昨日甘利経済再生相が

「過度な円安になれば、今度は、輸入物価に跳ね返ってくる。輸出に追い風でも国民生活についてマイナスの影響も出てくる」

と発言してから利食い売りや高値で買った向きのストップ・ロスを巻き込んで、一時2円近く円高になりました。

昨年来の円売りポジションが溜まっていたことや、来週の日銀金融政策決定会合での2%の物価上昇率目標導入と追加緩和の決定への期待などから、90円越えを見越して88円台以上でも積極的に円売りポジションを作った向きが多かったことが今回の急落の原因と考えられます。

中期的には、当面は円安傾向が続くと予想できますが、そうはいっても12月後半から1月始めのような一本調子の円安は、水準が変わったこともあって難しいと考えられます。

今回の調整は、きっかけとしては甘利大臣の発言ですが、チャート的に見ても12月からの上昇トレンド・チャネルの上限に達した後、RSI(14)でダイバージェンスが出た後に下がっていますので、自然な動きと言えます。このまま調整の円高が続くとした場合、その上昇トレンド・チャネルの下限は今日で87.20円付近、明日は87.35円付近ですので、87円台前半であれば打診買いをしてみても良いレベルと言えます。

ただ、トレードのやり方としては、87円台前半で一度止まったことを確認して上昇を開始してから買う、というのがお勧めです。