<株式トピックス>=中国で深刻化する大気汚染被害

 北京など中国の大都市での大気汚染が深刻化している。子供や高齢者を中心に呼吸器系の病気を発症する患者が続出しているという。大気汚染の原因物質としては自動車の排気ガスや工場の排煙に加えて、暖房用燃料の石炭が挙げられている。
 中国の2012年の新車販売台数(中国国内生産分、工場出荷ベース、商用車、輸出を含む)は11年比4.3%増の1930万6400台と、米国の1449万台大きくを上回って4年連続で世界最大の自動車市場となっている。さらに、13年の新車販売予想は、12年比7%増の2065万台と見込まれている。
 中国では、マスクはもちろんのこと、日本製を含めて空気清浄機の売れ行きが好調という。ただ、根本な解決策としては、工場プラント向けの脱硫・脱硝・脱二酸化炭素などの排ガス処理装置や、自動車向けの排気ガス浄化装置の高性能な機種の導入が必要だ。
 大気汚染の防止では、荏原<6361.T>、住友重機械工業<6302>、古河機械金属<5715.T>、アタカ大機<1978.T>に注目。一方、自動車用排ガス装置では、日本ガイシ<5333.T>、イビデン<4062.T>が実績を持っている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)