産業ファンドは買い一巡後に値を消す、公募発表で一旦利食いも

 産業ファンド投資法人<3249.T>が一時、昨年来高値となる70万4000円まで買われた。ただ、買い一巡後は後場に入り急速に値を消している。同投資法人は16日に最大で約96億円の公募増資を発表。国内での公募7524口に海外公募7900口、オーバーアロットメントによる上限376口の売り出しを行う。発行価格は1月28日から30日のいずれかの日に決定する。調達資金は国内物流施設の取得などに充てる。
 公募増資の資金で取得を予定している物流センターなどの投資利回りは高く、同投資法人の保有資産価値の向上につながるとの見方が出ている。2013年6月期と同12月期の予想分配金(配当に相当)は、それぞれ1万5567円、1万6029円と12年12月期予想(1万4263円)に比べ増加する見込み。物流センターを中心とするREITとして人気は高く投資口価格(株価に相当)の分配金利回りも4.24%の水準にある。ただ、昨年春先から一貫した上昇相場を続けてきただけに、公募発表で一旦利食い売りを出す動きもあるようだ。

産業ファンド投資法人の投資口価格は13時46分現在67万1000円(▼1000円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)