外為サマリー:2年7カ月ぶりの1ドル90円乗せ、追加金融緩和期待が強まる

 18日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=89円89~90銭近辺と前日午後5時時点に比べ1円29銭の大幅な円安・ドル高。午前8時過ぎに90円09銭をつけた。対ユーロでは1ユーロ=120円21~22銭と同2円45銭の円安・ユーロ高で推移している。
 前日の海外市場で円は対ドルで一時、90円13銭を記録した。1ドル=90円乗せは、2010年6月以来、2年7カ月ぶりのこと。来週の日銀金融政策決定会合で「追加緩和を実施」との報道が流れたことを受け、円売りが膨らんだ。一部では「物価目標2%を目指し無制限緩和を検討」「日銀の当座預金の超過準備に付く0.1%の金利(付利)撤廃も議論へ」とも伝えられた。市場関係者からは「特に、無制限の緩和となるかどうかが重要」(アナリスト)という見方があり、日銀会合への期待が高まっている。
 円は対ユーロでも一時120円58銭の安値をつけている。
 ユーロ・ドル相場は、1ユーロ=1.3373~74ドルと前日午後5時時点に比べ0.082ドルのユーロ高・ドル安となっている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)