東京株式(寄り付き)=円安好感、主力株中心に全面高様相に

 18日前引けの日経平均株価は前日比232円高の1万842円と続急伸。前場の東証1部の売買高概算は18億895万株、売買代金は1兆611億円。値上がり銘柄数は1421と全体の85%弱の銘柄が上昇、対して値下がり銘柄数は184、変わらずは81銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は大幅に買い優勢で始まった後も、日経平均1万800円台前半の高値圏で売り物をこなす強い動きをみせた。前日の米国株が上昇したことに加え、為替市場で再び進む円安が株高を後押ししている。対ドルでは足もとはやや円が買い戻されているものの一時1ドル=90円台に乗せるなど2年7カ月ぶりの円安水準となり、これを好感して主力の景気敏感株をはじめ幅広く買いが流入している。東証1部の騰落レシオは低下傾向にはあるものの前日大引け時点で141%と依然として高い。しかし、政府と日銀は共同文書で大筋合意し、2%の物価上昇率目標を明記する方向で金融緩和の観測が強まっており、これを追い風に足もとは押し目待ちに押し目なしの展開となっている。個別にはソニーが大商いで大幅高となったほか、トヨタ、ホンダなど自動車株も円安を背景に買われた。ファナック、コマツなども物色されたほか、三菱UFJなどメガバンクも人気を博している。半面、ABCマートが急落、ユニデン、レナウン東京個別なども軟調。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)