<私の相場観>=光世証券・市場営業部門トレーディンググループ課長代理 小川 英幸氏

 今後、3月決算企業の決算発表が本格化するため、株価は調整局面に入り、日経平均は上値の重い展開になるだろう。1月21、22日に行われる日銀政策決定会合に注目が集まるが、大きなサプライズが起こる可能性は低く、短期では円安、株高を支援する材料とはならないだろう。

 決算発表で妙味があるのは、海外の売上比率が高く、想定為替レートを高く(円高に)置いていた銘柄群だ。この条件に当てはまり、これまで物色の中心にありながら決算発表前に調整した銘柄への投資が、大きなリターンをもたらすだろう。今後も海外勢が相場の上昇を牽引していくと思われる。

 今後1カ月の日経平均のレンジは、下値は国内投資家が上昇局面で買えていないことから浅く、1万400円辺り。上値は短期的な上昇の過熱感から、大きく上昇することを考えておらず1万1000円を想定している。

 アップサイドリスクは、日銀政策決定会合でサプライズとなる政策が発表され、90円を大きく超える円安となることで、その際、上値は1万1400円程度になると考えている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)