甘利大臣、石破幹事長発言訂正でドル円90円台乗せ

「日銀は追加緩和へ」と報道
昨日の海外時間には、アジア時間に甘利経済再生相や石破幹事長が過去に伝えられた円高牽制発言を訂正する発言をしたことから円売りが強まって、ドル円は2010年6月以来の90円台に乗せました。

欧州時間、アジア時間に甘利経済再生相が「(週前半の自身の円相場に関する発言の報道について)一部のマスコミがわたしの発言を部分的に曲解する報道があった。現状は行き過ぎた円高が是正される場面」石破幹事長が「円は過度な円高を脱出しつつある」などと円の買戻しのきっかけとなった発言をした二人が発言を訂正したことから円売りが強まった流れを引き継いで円が売られました。この間米長期金利も上昇したことからドル円は89.40円台まで上昇しました。一方ユーロは、対スイス、対ポンドでの買いが強まったことから全般的にも買われ、この日行われたスペイン債入札も順調に終わったことからユーロドルは1.3370台まで、ユーロ円は119.60円台まで上昇しました。

NY時間にはいって、発表された米・12月住宅着工件数/建設許可件数、米・新規失業保険申請件数が予想よりも良い結果だったことから、米長期金利が一段高となってユーロが売られ、ユーロドルは1.3330台まで、ユーロ円は119.00円台まで反落しました。NY時間午後にはいって日経新聞が「日銀は21−22日に開く金融政策決定会合で追加の金融緩和を実施する方針を固めた」「政府日銀は、共同文書の内容で大筋合意、日銀が2%の物価上昇率目標を採用することを明記」「日銀総裁はその進捗状況を定期的に政府に報告する責任を負う」などと報じたことから円売りが一段と強まってドル円は89.90円台まで上昇しました。NY時間終盤には米長期金利が一段高となったこともあってさらに円売りが強まりドル円は90.10円台まで、ユーロ円は120.60円付近まで上昇幅を拡大しました。

今日の海外時間には英・12月小売売上高指数、米・1月ミシガン大学消費者信頼感指数の発表が予定されています。