東京株式(大引け)=303円高、円安進行を横目に高値引け

 18日の東京株式市場は大幅に買い優勢でスタートし、その後も継続的な買いが入り高値圏で強調展開を続けた。引け際に一段高となり300円を超える上昇に。
 大引けの日経平均株価は前日比303円高の1万913円と高値引け。東証1部の売買高概算は38億6508万株、売買代金は2兆2470億円と1年10カ月ぶりの高水準となった前日の水準をさらに上回った。値上がり銘柄数は1473と全体の87%の銘柄が上昇、値下がり銘柄数は152、前日比変わらずは71銘柄だった。
 きょうの株式市場は前日の米国株市場でNYダウ、ナスダック指数ともに上昇したことに加え、為替市場で円安が進行したことを足場に大きく買いが先行した。ドル・円相場は一時1ドル=90円台に乗せるなど2年7カ月ぶりの円安水準となっており、これを好感して主力輸出株を中心に幅広く物色されている。政府と日銀は共同文書で大筋合意し、2%の物価上昇率目標を明記する方向で金融緩和の観測が強まっており、これが買いの矛先を強める背景にある。東証1部の騰落レシオも前日大引け時点で141%と依然過熱ゾーンにあるが、全体出来高が盛り上がる中で利益確定売りを飲み込む状況にある。
 個別にはほぼ全面高様相の中で特に主力株が気を吐いている。ソニーが大商いで急騰、トヨタ、ホンダなど自動車株も人気。ファナック、コマツも堅調。三菱UFJなどメガバンクも物色されたほか、ファーストリテも急伸した。このほかミヨシ、丸善CHIなどが値を飛ばした。半面、ABCマートが急落したほか、ユニデン、大成建、レオパレス21なども軟調だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)