午後:債券サマリー 先物は反落、金融緩和視野に中短期債利回りは低下

 18日の債券市場では、先物中心限月3月限は反落。為替の円安や日経平均株価の上昇が続くなか、債券相場は売り物が先行した。
 先物市場では、午前中に一時、為替が円安方向に振れると下げ渋る場面はあったが、その後は円安・株高の進行ともに再度売り物に押され、144円20銭台に下落した。
 現物債市場では、2年債や5年債といった中短期債の利回りは低下する一方、10年債や超長期の20年、30年債の利回りは上昇した。2年債の利回りは前日に比べ0.005%低下の0.070%、5年債は同0.005%低下の0.150%だった。来週予定されている日銀金融政策決定会合では、国債等買取基金の増額などで中短期債の利回りには低下圧力がかかると見られる一方、長期的な財政悪化を反映する長期債や超長期債の利回りは高止まりしている。
 先物3月限は144円20銭で始まり、高値は144円37銭、安値は144円19銭、終値は前日比13銭安の144円25銭。出来高は4兆3495億円だった。10年債の利回りは前日比0.020%上昇の0.750%、20年債は同0.030%上昇の1.765%、30年債は同0.025%上昇の1.995%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)