海外投資家、東証で9週連続買い越し

機関投資家は売り越し続く
前からうすうすわかってはいましたが、今日改めて統計を見て愕然としました。

東京証券取引所が毎週発表している 「投資部門別株式売買状況」 という統計があります。今日1月第2週分が発表になりましたので、ちょっと過去も含めて見てみました。

11月14日に野田首相(当時)が「解散する」としてから日経平均は8700円台から10900円台まで僅か2ヶ月で25%もの上昇をしています。この間14日を含む週から先週まで9週間あります。この9週のうち「投資部門別株式売買状況」の中の「海外投資家」は9週連続で買い越しとなっています。ところが「個人投資家」は先週こそ買い越しですがそれまでは売り越しでしたし、年金などの動向を反映する「信託銀行」や「生命保険・損害保険」はこの9週ずっと売り越しです。

もちろんこの間に買い越している個人投資家もいらっしゃるでしょうし、持ったまま何もせず、という方も多いでしょう。ただ、この統計から分かることは、今のアベノミクス相場の株の上昇で、短期的に一番恩恵を受けているのが海外投資家だ、という事です。

彼らは、これまで長年日本株をあまり買っていなかったという事情もありますが、為替市場での円売りも株買いと同様海外投資家が主導していると考えられ、今回の日本発の相場で一番上手く立ち回っているのが海外投資家というのは悔しい思いです。

そう言っている私自身も、当初1月中旬に90円台などという動きになるとは全く想像もしていませんでした。今年はこれまでの数年とは違った相場になるのかもしれませんから、ちょっと発想を変えなければいけないかもしれません。