<株式トピックス>=もし、このペースで外国人買いが続くと‥‥

 今回の上昇相場でけん引役を果たしている外国人投資家の買いが続いている。東証が18日引け後に発表した1月第2週(7~11日)の投資部門別株式売買動向(東京・大阪・名古屋の三市場、1、2部と新興市場合計)によると、外国人投資家は9週連続の買い越しとなった。1月第2週の買い越し金額は2525億円で、9週間の合計は2兆5451億円に達している。
 このハイペースでの外国人投資家の買い越しで思い起こすのは、小泉純一郎首相(当時)が例の「郵政選挙」に打って出て、今回と同じように衆院選で圧勝し、自民・公明で320議席以上を獲得した2005年のこと。05年8月8日に小泉首相が郵政法案否決をきっかけに衆院解散・総選挙を決めてから、翌06年4月7日に日経平均株価がその年の高値を付けるまでの8カ月間に外国人投資家は累計で9兆円という驚異的な買い越しを演じた。その間の日経平均株価の上昇率は、05年8月8日の1万1778円から、06年4月7日の1万7563円までの49%と、約50%の大幅上昇率をみせたことになる。
 今回の9週連続の買い越しは、年末年始休場影響で、1月第1週の集計が4日の1日のみのため、実質8週間で2カ月間ということになる。これを単純に05年8月からの8カ月間のケースに当てはめると、今年7月の参院選のころには、外国人が累計10兆円の買い越しで、株価上昇も昨年11月14日終値の8664円に対する49%の上昇で1万2900円ということになるのだが‥‥。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)