東京株式(寄り付き)=金融緩和期待で買い先行も寄り後マイナス圏に

 週明け21日の東京株式市場は売り買い交錯もやや買い優勢でスタートし、寄り付きの日経平均株価は前週末比28円高の1万941円と3日続伸したが、寄り後はマイナス圏に沈んでいる。前週末に米国株市場ではNYダウが53ドル高と続伸し、約5年1カ月ぶりの水準を回復していることや、為替市場で1ドル=90円台、1ユーロ=120円台前半でもみ合うなど依然として円安水準をキープしていることから、主力株中心に買い意欲は強い。きょう、あすで開かれる日銀の金融政策決定会合では追加緩和に踏み切るとの観測が強いことも追い風となっている。
 ただ、東証1部の騰落レシオが引き続き高水準で過熱感があり、日銀の追加緩和についても事前に織り込んでいるぶんだけ、会合後にいったん材料出尽くし売りの可能性も指摘されている。前週末に日経平均は303円高と急騰していることもあり、足もとは上値追いに慎重な動きもみられる。業種別では33業種中、23業種程度が高い。値上がり上位は鉱業、卸売、石油、非鉄、繊維など。半面、海運、証券、鉄鋼、食料品、その他金融などが軟調気味。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)