三井化が一時200円割れ、高機能プラスチック減産報道を嫌気

 三井化学<4183.T>が軟調、一時昨年12月17日以来の200円割れとなった。同社をはじめ大手化学株は、昨年11月から年末にかけて景気敏感株の代表格のひとつとして急速に水準を切り上げたが、今年に入ってからやや調整色の強い展開にある。19日付の日本経済新聞が同社が高機能プラスチックの原料について、生産能力比で4割の大幅減産に踏み切ったと報じた。これは需給をタイト化させるという観点ではプラス材料ととることも可能だが、株価は足もとの需給のだぶつきによる採算悪を嫌気する動きが先行している。また、メリルリンチ日本証券が同社を含む化学大手3社の投資判断を引き下げ方向で見直したことも観測されており、これが下げに勢いをつけているようだ。

三井化の株価は11時21分現在205円(▼6円)。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)