ソニーは連日断トツの商いで1200円台突破

 ソニー<6758.T>が3日続伸、一時7%を超える上昇で1200円台に歩を進めている。同社は前週末に東証1部の売買代金断トツで株価を急騰させた。きょうもその人気を継続し売買代金は2位のアイフルを大きく引き離してトップ、株価も上昇指向を明示している。前週末に100%子会社のSCA本社ビルを売却する契約を締結したと発表、資産売却を進める動きが財務リストラの一環として好感されたほか、次世代ゲーム機の「PS4」発売にまつわる噂なども市場を巡り、昨年のうっ憤を晴らすかのような鮮烈な出遅れ修正の動きをみせている。13年3月期の連結最終損益は200億円程度の黒字化が見込まれており、ソニー復権の狼煙が上がったとみる市場関係者も増えているようだ。
 さらに円安の影響も対ユーロで恩恵は絶大。同社にとって対ドルでの変動はフラットだが、対ユーロでは1円の円安で約60億円の利益が発生すると試算されるなど極めて感応度が高い。同社の今期の対ユーロ想定為替レートは1ユーロ=100円前後であり、今期業績の影響は限定的とみられるものの、これまで同社株を買い対象外として放置していた機関投資家資金にとっても強力な買いの根拠に挙げられる。

ソニーの株価は14時28分現在1196円(△47円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)