<動意株・21日>(大引け)=日化成、日本コークス、タツタ電など

日本化成<4007.T>=急伸。一時、前週末比48円高の194円まで買われ、昨年2月20日につけた158円の昨年来高値を大幅に更新。特に新たな買い材料は観測されていないものの、株価低位の化学株で、市場では目先筋の買いを集めやすい。16年3月期を最終とする中期経営計画を推進中にあり、高機能化による事業拡大と被災した小名浜工場の再構築を目標に掲げている。

日本コークス工業<3315.T>=続伸。原油価格の上昇などから、電力向けをはじめ安価な燃料として石炭・コークスの需要が拡大するのではないかとの思惑や、低位株物色が同社に波及している。

タツタ電線<5809.T>=大幅反発。同社はスマートフォンやタブレット端末向け電磁波遮蔽フィルムの需要好調を背景に、収益の高成長期待が強い。ただ、株価は昨年12月18日の直近高値842円から1月17日の安値681円まで約2割調整、目先の下値メドと見られていた700円を割り込んで下げ渋っていたことから目先の調整一巡感からのリバウンドを狙った買いが入っているようだ。

ミヨシ油脂<4404.T>=ストップ(50円)高の183円で引ける。先週末に動意づいたが、市場では有力特定筋の介入説も浮上。きょうは18日申し込み現在の日証金の貸借倍率が0.24倍と売り長で、1日5銭の逆日歩がつくなど、取組妙味が膨らんでおり、売り方の買い戻しを狙った短期資金が継続して流入している。

井筒屋<8260.T>=大商いでストップ(30円)高の123円で引ける。同社株持ち前の仕手材料性を全面開花させつつある。同社は北九州地盤の地方百貨店で、その独特な需給相場素地から折に触れ人気化するものの長続きせず、08年6月以来、株価は2ケタ台(100円未満)を地相場としていた。しかし、ここ人気化の背景には収益環境の微妙な風向きの変化があるようだ。

巴コーポレーション<1921.T>=大幅続伸。特に材料が出たわけではないようだが、同社は仕手性の強い小型建設株。体育館の建築に強みを持つことから、安倍政権での防災・減災対策予算増加に伴う学校や公共施設の耐震化ニーズの拡大が受注増加につながるとの思惑を手掛かりに、短期資金が流入しているようだ。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)