キリンHDが急伸、シンガポールF&N買収断念で財務内容悪化回避

 キリンホールディングス<2503.T>が急伸、前日比12円高の1060円で寄り付いた後58円高の1106円まで上げ幅を広げた。共同でシンガポール飲料・不動産大手のフレイザー・アンド・ニーブ(F&N)の買収を検討していたインドネシア大手不動産オーバーシーズ・ユニオン・エンタープライズ(OUE)が買収戦からの撤退を決めたことで、22日付の日本経済新聞が「キリンHDは保有するF&N株を売却する公算が大きくなった」と報じ、財務内容悪化が回避されるとの見方が広がった。2010年の出資時に比べF&Nの株価は約5割上昇しており、売却すれば数百億円の利益が発生する見通しと伝えている。報道についてキリンHDは取引開始前に「当社が発表したものでなく、現時点で決定している事実はない」とコメントしている。

キリンHDの株価は11時18分現在1095円(△47円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)