日銀、物価目標設定、オープンエンド方式の緩和採用

年内の買い入れは増額なし
昨日の海外時間には、NY市場がキング牧師の誕生日で休場の中、欧州株が堅調に推移したことから円売りが強まりました。

欧州時間序盤、寄り付き後上昇した欧州株が反落する動きになったことから円買いが強まって、ドル円は89.30円台まで、ユーロ円は118.90円付近まで下落しました。しかしその後欧州株が下げ止まったことから円買いも弱まって、ドル円は89.50円台まで反発しました。その間ユーロドルは、1.3300付近から1.3330付近の間を激しく上下しました。

NY時間にはいると、キング牧師誕生日の休日で薄商いの中、引けにかけて欧州株が上昇幅を拡大したことから円売りが強まって、ドル円は89.90円付近まで、ユーロ円は119.70円台まで上昇しました。その後欧州株が引けてからは特段の材料もなく各通貨ペアともに小動きに終始しました。

昨日から開かれていた日銀金融政策決定会合が先ほど終了し声明が発表になりました。声明によれば「金融緩和を思い切って前進させる」「物価安定の目標(前年比+2%)を導入」「資産買入れ等基金について、2014年から月額2兆円の買い入れを期限を定めずに行う」などとしました。当初はいわゆるオープンエンド方式の買い入れを採用したことから円売りが強まりましたが、年内の買い入れ額が据え置きだったことや、超過準備預金に対する付利の引き下げがなかったこと、年内の資産買入れ金額が増えなかったことなどから逆に円買いが強まりました。

今日の海外時間には独・1月ZEW景況感調査、ユーロ圏・1月ZEW景況指数、加・11月小売売上高、米・12月中古住宅販売件数の発表のほか、ドラギ・ECB総裁の講演が予定されています。