外為サマリー:日銀会合受け乱高下、一時88円80銭台へ円高進む

 22日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=89円12~13銭近辺と前日午後5時時点に比べ47銭の円高・ドル安。対ユーロでは118円91~95銭と同44銭の円高・ユーロ安だった。
 日銀金融政策決定会合の発表を受けて、円相場は乱高下した。日銀会合の発表直後の12時47分に一時、対ドルで90円13銭への円安が進んだが、その後、急速に円の買い戻しが入り、午後1時50分過ぎには一気に88円85銭まで円高が進んだ。この動きに対しては「日銀会合の発表を受け、とりあえず利益確定の円買い戻しが入った」(アナリスト)という見方が出ている。ただ、88円台に円高が進むと再度、円売りが膨らみ午後3時には89円10銭台に戻している。
 日銀会合では、「2%の物価上昇率目標」に加え「期限を定めない資産買入れ方式」の導入などを決定。特に、2%物価上昇を目指し「期限を定めない」緩和措置を実施することには前向きに評価する声は少なくない。「円買い戻しが一巡すれば円安基調に戻るのでは」(同)という見方もある。ただ、事前報道を含め、円安期待は強く円売りのポジションは膨らんでいただけに、今後、円買い戻しがどれだけ出てくるのかが関心を集めている。
 ユーロ・ドル相場は、1ユーロ=1.3346~47ドルと同0.0024ドルのユーロ高・ドル安だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)