東京株式(寄り付き)=円高傾向で主力株中心に調整色強まる

 23日の東京株式市場は大きく売り先行で始まり、寄り付きの日経平均株価は前日比134円安の1万575円と3日続落。前日の米国株市場はNYダウ、ナスダックともに上昇したが、為替市場で円高に振れていることが全般手控え要因に。足もとは1ドル=88円台半ば、1ユーロ=117円80銭近辺の推移と円が買われており、これを背景に主力株中心に利益確定の売りが出ている。日銀は前日の金融政策決定会合で2%の物価上昇率目標の導入と、14年からの無期限の金融緩和に踏み切ることなどを決めたが、実質的な緩和規模や効果は限定的との見方もあり、為替の円高傾向と相まって株式市場はこれを大きく好感する動きとはならなかった。独連銀のワイトマン総裁が辞任するとの噂が流れたこともユーロ安円高の動きを助長した。業種別では33業種中、電力ガスなどを除いてほぼ全面安。値下がりで目立つのはゴム製品、海運、保険、紙パルプ、電気機器、証券など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)