ティアックが続急騰、オンキョーとの連携で思惑も

 ティアック<6803.T>が続急伸、投機マネーの流入が加速し商い高水準となる中で、09年6月以来の70円台に歩を進めている。同社は投資ファンドの支援下で経営再建途上にあるがリストラ効果の発現に続き、情報機器の伸長で業績は今下期回復色をみせている。また、欧州向け売上比率が高く、ここ最近のユーロ高・円安が強力な追い風となっている。さらに、直近の同社株の急騰劇は、特定資金の介入思惑の中でここ一貫して株価水準を切り上げてきたオーディオ機器大手のオンキョー<6628.OS>の存在が意識されているようだ。現在、オンキョーの株式をティアックが9%強保有、またオンキョーがティアックの株式を10%保有する持ち合い関係にあり、いずれも主要株主となっている。スマートフォン向け高機能ヘッドフォンの開発に成功しているオンキョーとの連携が、元来、仕手材料性に富むティアックの思惑高の底流にあるようだ。

ティアックの株価は10時55分現在70円(△8円)。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)