午前:債券サマリー 先物は反落、日銀会合終了で模様眺め状態

 23日午前の債券市場では、先物中心限月3月限は反落した。為替の円高を受け日経平均は下落したが、前日に日銀会合が終了したこともあり、次の材料待ちのなか債券相場は値動きに欠ける状態だった。
 現物債市場では、10年債利回りは0.740%と上昇したが、20年債は横ばいだった。前日の日銀会合の結果発表には、資産買入等基金の買い入れは2014年からで残高も10兆円増にとどまるという内容に対しては「力不足で中身がない」(アナリスト)と見る声が多く、債券市場にとってはインパクトが小さいものだった。このなか、海外市場の動向を気にする見方が出ており、「米国財政の崖問題などで海外金利が上昇しないか」(同)を注視する声もある。
 午前11時の先物3月限の終値は前日比13銭安の144円32銭。出来高は1兆3378億円。10年債の利回りは前日比0.010%上昇の0.740%、20年債は同変わらずの1.740%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)