<動意株・23日>(大引け)=三井松、ダイニック、住江織など

三井松島産業<1518.T>=大幅高で、1年9カ月ぶりに200円台を回復、連日の大商いで投機マネーの物色ターゲットに急浮上。日本コークス<3315.T>などの人気化に刺激され、にわかに注目度が高まっている。ここ原油価格の上昇などエネルギー市況の回復が意識されているほか、アルジェリア東部の天然ガスプラントで、イスラム武装勢力による襲撃事件が起きたことを受け地政学的リスクを背景とした資源エネルギー関連株への買い思惑もあるという。

ダイニック<3551.T>=続伸。かつて、仕手介入思惑から突飛高した実績を持ち、株価低位で手掛けやすいことから短期資金の買いターゲットになりやすい。自動車用内装材や住宅用壁装材の好調から収益向上の期待もあり、短期資金の先回り買いが入っているようだ。

住江織物<3501.T>=大幅上昇。 同社は自動車内装材やオフィス向けカーペット、住宅向けホットカーペットの好調などから、13年3月期の連結経常利益が前期比85%増の23億5000万円と好見通しにある。好実態にもかかわらずPER10倍台、PBR0.6倍前後と評価不足で割安感があることから、水準訂正高を狙った見直し買いが流入。

ティアック<6803.T>=続急伸。投機マネーの流入が加速し商い高水準となる中で、09年6月以来の70円台に歩を進めている。同社は投資ファンドの支援下で経営再建途上にあるが、リストラ効果により、情報機器の伸長で業績は今下期回復色をみせている。また、欧州向け売上比率が高く、ここ最近のユーロ高・円安が強力な追い風。さらに、直近の同社株の急騰劇は、特定資金の介入思惑の中で株価水準を切り上げてきた資本提携先のオンキヨー<6628.OS>の存在が意識されているようだ。

アツギ<3529.T>=商いを集めて続伸。同社は株価低位で仕手性が強く、時折噴き上げる習性から、短期筋の資金が入りやすい銘柄。このところこうした銘柄が日替わりで物色されており、きょうは同社が買い対象になったようだ。国内で高機能ストッキングが好調に伸びていることや、中国での需要回復期待もあり、手掛かり材料は豊富。

ツカモトコーポレーション<8025.T>=大幅高。和装事業は採算重視で縮小傾向。しかし、ユニホームの大口受注や、婦人服のOEM受注が順調な業績推移をみせている。5期ぶり3円復配予定。PER6倍台、PBR0.8倍台と割安水準にある。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)