東京株式(大引け)=222円安、後場下げ幅拡大し安値引け

 23日の東京株式市場は大幅に売り優勢でスタートし、その後前引けにかけて下げ渋ったものの、後場に入り為替市場が円高に振れるのを横目に売り直された。
 大引けの日経平均株価は前日比222円安の1万486円と大幅安で3日続落、安値引けとなった。東証1部の売買高概算は33億7878万株、売買代金は1兆7636億円。値上がり銘柄数は382、値下がり銘柄数は1218、変わらずは95だった。
 きょうの東京市場は為替市場で円が買い戻される流れを受けて、終始マイナス圏で下値を探る展開となった。為替市場では昼過ぎから円高基調が鮮明となり、足もとは1ドル=88円10銭近辺、1ユーロ=117円30銭近辺と円を買う動きが一段と強まっている。前日に日銀の金融政策決定会合を通過し、目先材料出尽くし感が出ていることも主力株中心に買い手控えられる背景となっている。為替の円高にリンクする形で株価指数先物に大口の売りが出て、これが裁定解消売りを誘い全体指数を押し下げている。目先は依然として騰落レシオなどに過熱感が残っており、企業の9~12月期の決算発表を控えていることもあり、積極的に押し目を拾う動きは限定的だった。
 個別には出来高上位の主力株が全面安商状にあり、売買代金トップのソニーが軟調、ファナック、コマツ、リコーなども売られている。ファーストリテ、武田、三菱地所なども値を下げ、日化成、井筒屋なども利食われている。半面、低位のティアックが値上がりトップに買われ、三井松島、東京計器、住江織などの材料株が高い。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)