「安倍トレード」 第1ステージは終了か?

「安倍トレード」 第1ステージは終了か?
日銀が昨日発表した金融政策への失望と、安倍政権の円安政策に対する諸外国からの批判が円買戻しを誘発しており、ドル/円は88.06円まで下落した。

88.00円は心理的な節目であるとともに20日移動平均線(執筆時点:88.01円)が位置するチャート上の重要ポイントでもある。安倍・自民党総裁が「無制限緩和」を口にした昨年11月15日以降は一度も20日移動平均線を割り込む事なく上昇トレンドを描いてきただけに、足元で同線を割り込むようだと「安倍トレード」第1ステージ終了となる事も考えられる。本邦貿易赤字の恒常化や今後活発化する日銀総裁人事への思惑などから円安トレンドの継続は見込まれるものの、目先的な調整局面入りは避けられないだろう。

本日はドル/円に直接の影響を与えそうなイベントは少なく、主要国株価や米長期金利の動向を睨んだ動きになると見られ、20日移動平均線の攻防が注目される。

また、本日からスイスで世界経済フォーラム年次会議(ダボス会議)が開催され、各国から政治・経済分野のリーダーが出席する。安倍政権の円安政策への批判が聞かれる可能性もあるため注目しておきたい。