午後:債券サマリー 先物は3日ぶりに続落、30年債利回りは低下

 23日の債券市場では、先物中心限月3月限は3日ぶりに反落。円高・株安が進むなか債券先物は下落したものの、30年債利回りは約1カ月ぶりの水準に低下するなど、債券市場は比較的堅調な動きだった。 
 先物市場は、朝方に144円40銭の高値をつけた後は144円30銭台での値動きが中心となった。前日の日銀金融政策決定会合では「日銀当座預金の超過準備に付く0.1%の金利(付利)の撤廃にも触れておらず、債券市場からみれば影響はあまり無いものだった」(エコノミスト)という見方が出ていた。「日銀は信認を守った」(市場関係者)と語る声も出ている。前日に開催された国債市場特別参加者会合の内容も2013年度の国債発行は比較的抑える見通しというものだった様子で波乱は見られなかった。
 先物3月限は144円37銭で始まり、高値は144円40銭、安値は144円26銭、終値は前日比8銭安の144円37銭。出来高は3兆793億円だった。10年債の利回りは前日比変わらずの0.730%、20年債は同0.010%低下の1.730%、30年債は同0.020%低下の1.950%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)