24日の株式相場見通し=押し目買い先行、円の一段高には警戒感

 24日の東京株式市場は、3日続落の後を受けての押し目買いが先行しそうだ。ただ、外国為替市場で、円が対ドル、対ユーロで一段高になるような展開となれば、続落となる可能性もある。23日の米国株式市場は、NYダウ平均株価が、前日比67ドル高の1万3779ドルと4日続伸した。外国為替市場では、1ドル=88円台半ばでの推移となっている。
 23日の東京株式相場は、大幅安で3日続落。日経平均株価終値は、前日比222円安の1万486円で安値引けとなった。外国為替市場で円が急速に買い戻される流れを受け、株価は下値模索となった。3日続落となったのは、今回の上昇の基点となった昨年11月14日(野田佳彦前首相の解散宣言)以来初めてのこと。3日間の下落幅は426円に達しており、調整色が強まっている。
 市場関係者は「年末年始の急速な円安に対して、欧米やアジアの諸国から徐々に批判が高まりつつあり、外国為替市場の参加者はそれを敏感に感じ取っているようだ」としている。
 日程面では、与党が税制改正大綱を決定、12月の貿易収支、気象庁の3カ月予報に注目が集まる。海外では、中国1月HSBC製造業PMI速報値が焦点となりそうだ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)