独財務省報道官「ユーロ円の変動は理にかなうレンジ内」

IMF、ユーロ圏の今年の成長率見通しを引き下げ
昨日の海外時間には、IMFがユーロ圏の今年の成長率見通しを引き下げたことからユーロ売りが強まりましたが、株式市場が反発したことからユーロも買戻しが強まりました。一方ドル円は独財務省報道官が「ユーロ円の変動は理にかなうレンジ内」と述べたことも手伝って堅調に推移しました。

欧州時間序盤、寄り付き後の欧州株が冴えない動きとなったことからユーロ売りがやや強まって、ユーロドルは1.3280台まで、ユーロ円は117.00円台まで下落しました。その後欧州株が上昇を開始するとユーロ買いが優勢となって、発表された英・12月雇用統計が予想よりも強い結果となてポンドが上昇したこともあってユーロドルは1.3350台まで、ユーロ円は118.30円台まで上昇しました。その間ドル円はじり高となって88.60円付近まで上昇しました。

NY時間にはいって、欧州株が反落したことからユーロ売りが強まりました。一方ドル円は、独財務省報道官が「ユーロと円の間には競争的な切り下げは見られない」「ユーロ円の変動は理にかなうレンジ内」と述べたこともあって底堅く推移しました。その後、IMFがユーロ圏今年の成長率予想を「+0.2%から-0.2%に引き下げ」としたことからユーロ売りが強まって、ユーロドルは1.3260台まで、ユーロ円は117.50円台まで下落しました。しかし株式市場が堅調な動きとなったことからユーロも反発しました。

NY時間午後にはいって、ラガルドIMF専務理事が「欧州の将来については楽観している」と述べたことからユーロの反発が続き、フィッチがベルギーの格付け見通しを引き上げたことや、米下院が暫定的な債務上限引き上げ法案を可決したことなどからユーロドルは1.3320台まで、ユーロ円は118.10円台まで、ドル円は88.70円台まで上昇しました。

東京時間にはいってからは、日経平均が上昇していることや、北朝鮮が核実験実施を警告したことなどから円売りが強まっています。

今日の海外時間には独/ ユーロ圏・1月製造業/サービス業PMI、ユーロ圏・11月経常収支、米・新規失業保険申請件数、米・12月景気先行指数、南ア中銀政策金利の発表が予定されています。