バイオ関連の爆発人気続く、個人資金が高水準

 ナノキャリア<4571.T>、DNAチップ研究所<2397.T>、タカラバイオ<4974.T>、プレシジョン・システム・サイエンス<7707.OS>、アンジェスMG<4563.T>などをはじめバイオベンチャー関連株が、軒並み投機マネーの物色対象となっている。昨年、京大の山中教授がiPS細胞でノーベル医学生理学賞を受賞したことが、バイオ関連集中物色への起爆剤となったが、その流れが今年に入って一段と勢いを増している。今週に入り、5%ルール報告で、JPモルガン・アセット・マネジメントがナノキャリアなどバイオ関連の複数銘柄の株式を5%以上保有していることが判明し、海外機関投資家の中期資金が流入しているとの思惑が全般人気化に厚みを加えている。また、前日、「京都大学がiPS細胞からの腎臓の一部構造を再現することに成功したと発表したことも、投機マネーの食指を動かすネタになっている」(中堅証券営業体)という。この相場の立役者は個人投資家で、ネット系証券大手の個人投資家動向をみても売買上位にバイオ関連がひしめいている状況だ。個人投資家の信用評価損率も同証券ではマイナス2%と低水準で張り付いており、短期指向の個人資金の回転が利いていることもバイオ株人気を側面から支えている。

ナノキャリアの株価は13時24分現在29万4500円(△3万2200円)。
PSSの株価は13時24分現在12万8000円(△1万9000円)。
アンジェスMGの株価は13時24分現在6万2200円(△7700円)。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)