外為サマリー:89円30銭台へ円安進む、中国景気回復期待で円売り

 24日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=89円33~34銭近辺と前日午後5時時点に比べ1円05銭の大幅な円安・ドル高。対ユーロでは118円90~94銭と同1円50銭の円安・ユーロ高となった。
 円は、朝方に発表された貿易赤字に対する反応は限定的だったが、午前10時50分に発表された中国PMIが良好だったことには敏感に反応。低リスク通貨の円には売り物が膨らんだ。また、北朝鮮が核実験を実施すると伝えられたことも、地政学リスクの高まりから円売り材料視された。テクニカル面でも、心理的な抵抗線となっていた1ドル=89円ラインを超えてきたことから円安は加速した。22日に日銀金融政策決定会合が終了し、国内でのイベントが当面見あたらなくなるなか、「海外景気動向がどう為替相場に影響を与えるか」(アナリスト)に注目する声が増えている。
 ユーロ・ドル相場は、1ユーロ=1.3311~12ドルと前日午後5時時点に比べ0.0013ドルのユーロ高・ドル安だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)