5日線上抜けでスピード調整完了なるか

5日線上抜けでスピード調整完了なるか
ドル/円は昨日の下押しが88.05円にとどまり、20日移動平均線にサポートされる形で反発。

本日の東京市場では、西村内閣府副大臣の発言などを手掛かりに5日移動平均線(執筆時点:89.28円)を回復しており、本日の引け値ベースで同線を上回れば、短期スピード調整を完了し、21日高値90.24円の更新を目指す可能性が高まる。

本日、米国では新規失業保険申請件数(22:30)が発表される。

先週の大幅な改善については年末商戦後の解雇者に対する季節調整がうまく機能しなかったとの見方もあってドル/円相場に目立った反応は見られなかっただけに、今回の結果が注目されよう。

事前予想の35.5万件を下回るようならドル買いで反応する可能性が高い。

一方で、米国株の動向には注意が必要だろう。

本日早朝に発表された米アップル社の10-12月期売上高が予想を下回り、同社株は時間外取引で10%超の下落となった。

NYダウ、S&P500ともに2007年以来の高値圏にあるため、米国株全体に利益確定売りが強まるきっかけとなる可能性がある。

株価の下落は投資家のリスク許容度低下と米長期金利の低下に作用する場合が多く、円買い材料となりやすい。