外為:「円安はリスクオンを反映」

 この日の東京外為市場で、円相場は一時、1ドル=89円45銭まで下落した。この円安の背景として、準大手証券のエコノミストは「海外株高や中国PMIの改善にみられるリスクオン姿勢が強まっていることがある」と指摘する。リスクオン姿勢が強まるなか、低リスク通貨である円には売り圧力が強まっている。また、日本の貿易収支の赤字も「円安要因として確実に効いている」という。
 ただ、足もとの状況も欧州の経済指標や米国の「財政の崖」問題などで一気に崩れかねない懸念もある。また、「1ドル=90円の抵抗線を突破するにはもう少し日柄調整が必要だろう」と指摘。円高が進んだ23日も88円ラインを守った経緯があるだけに「当面は1ドル=88~89円台の値動きが続くのでは」と予想している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)