午前:債券サマリー 先物は小幅続伸、消費者物価下落で金融緩和期待強まる

 25日午前の債券市場では、先物中心限月3月限は小幅続伸した。金融緩和期待から買いが先行したものの、超長期債の利回りは上昇した。
 朝方、総務省が発表した12月の全国消費者物価指数は前年同月比0.2%の下落。22日の日銀金融政策決定会合で「2%物価上昇率目標」を導入したことから、一段の金融緩和観測が強まり、債券市場には買いが強まった。これを受け、現物市場では10年債利回りは低下している。ただ、20年債や30年債の超長期債の利回りは上昇。前日の20年債入札が低調に終わるなど、国債増発による需給悪化懸念は強い。
 午前11時の先物3月限の終値は前日比4銭高の144円49銭。出来高は1兆9555億円。10年債の利回りは前日比0.005%上昇の0.725%、20年債は同0.015%上昇の1.770%、30年債は同0.020%上昇の1.995%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)